や‐じるし【矢印】
1 方向などを示すための、矢の形をしたしるし。「—で順路を示す」 2 射手を明示するために、矢につける姓名・家紋などのしるし。
やま‐じるし【山印】
⇒木印(きじるし)
やり‐じるし【槍印/槍幟】
槍の印付(しるしづ)けの環につけて家名を明らかにした、小切れ・白熊(はぐま)などのしるし。戦陣や外出のときに用いた。
ゆう‐いん【遊印】
《遊戯の印の意》自分の名や号を用いずに、好みの語句などを彫った印。文人が自分の書画などのサイン代わりに用いる。
らく‐いん【烙印】
鉄製の印を焼いて物に押しあてること。また、その跡。刑罰として、罪人の額などに行った。
らん‐いん【蘭印】
⇒蘭領(らんりょう)インド
れん‐いん【連印】
[名](スル)1枚の文書に二人以上の者が名前を記して印を押すこと。連判。「今夜要求条件を作(こし)らえて、それに全部で—して」〈葉山・海に生くる人々〉
わ‐じるし【わ印】
《「わ」は「わらい本」「わらい絵」の頭の文字》春本。また、春画。
わのなのこくおう‐の‐いん【倭奴国王印】
⇒漢倭奴国王印(かんのわのなのこくおうのいん)
わり‐いん【割(り)印】
2枚の書類が相互に関連していることを証明するため、両書類にまたがって1個の印章を押すこと。また、その印影。割り判。