いん‐く【印矩】
印を押すとき、印影がゆがまないように位置を定めるT字形またはL字形の定規。
インク【ink】
筆記や印刷などに用いる有色の液体。ペン・万年筆用のブルーブラックインクは硫酸鉄(Ⅱ)・タンニン酸・没食子酸などの混合液。明治から第二次大戦前までは「インキ」と書かれるほうが多かった。
インクジェット‐プリンター【ink-jet printer】
プリンターの一方式。荷電させたインクの粒子を、電気信号で方向を制御しながら紙面に向けて噴射し、印字・印画する。インクを発熱して泡を射出する方式もある。個人向けのプリンターとして広く採用されている。
インクジェット‐ようし【インクジェット用紙】
《ink-jet paper》インクジェットプリンターによる印刷に適した用紙。紙の表面に特殊なコーティングが施され、普通紙に比べてインクの吸収・速乾性に優れる。
いん‐げい【印契】
《「いんけい」とも》「印2」に同じ。
いん‐こう【印行】
[名](スル)印刷して発行すること。刊行。「論文集を—する」
いん‐こく【印刻】
[名](スル) 1 印形を彫ること。篆刻(てんこく)。 2 版や碑に文字などを彫ること。
いん‐さつ【印刷】
[名](スル)原稿に従って印刷版を作り、その版面にインクなどをつけて文字・図形を多数の紙や布などに刷りうつすこと。また、その技術。印刷版の種類により凸版印刷・平版印刷・凹版印刷などがある。「ポス...
いんさつ‐き【印刷機】
印刷をする機械。版の方式により凸版・凹版に、加圧の方式により平圧機・円圧機・輪転機などに分けられる。
いんさつ‐きょく【印刷局】
行政執行法人の一。日本銀行券・印紙・郵便切手・官報・法令全書などの印刷・製造を行う。正式名称は独立行政法人国立印刷局。平成15年(2003)までは財務省の付属機関であった。→工芸官