ちゅうごく‐おおがえし【中国大返し】
天正10年(1582)に織田信長が明智光秀に討たれた本能寺の変の後、羽柴秀吉がとった一連の軍事行動を指す。備中高松城で信長の死を知った秀吉は、即座に毛利氏との講和を成立させると、全軍を率いて京都...
てき‐めん【覿面】
[名・形動]《「覿」は見る意》 1 面と向かうこと。まのあたりに見ること。また、そのさま。転じて、まのあたり。目前。「—に死と相見ているものは、姑息に安んずることを好まない」〈鴎外・青年〉 2 ...
てまえ‐さいくにん【手前細工人】
自分の家にかかえている職人。「数十人の—立ち並び、即座に仕立て」〈浮・永代蔵・一〉
とう‐い【当意】
その場で即座に考え出すこと。その場にぴったりあてはまるように工夫すること。
とう‐ざ【当座】
1 物事に直面した、すぐその場。即座。「—の知恵」 2 さしあたっての、その場。目下のところ。「借金で—をしのぐ」「—の間に合わせ」 3 しばらくの間。一時。「上京した—は苦しかった」 4 「当...
とう‐じ【登時】
[副]すぐに。即座に。もと、軍隊でも用いられた。
とん【頓】
[常用漢字] [音]トン(呉)(漢) [訓]とみに ひたすら 1 頭を地面につけて礼をする。ぬかずく。「頓首」 2 その場にとどまる。落ち着く。「整頓・停頓」 3 すぐに。即座に。急に。とみに。...
とん‐さく【頓作】
[名・形動ナリ]即座にうまく応答したり洒落(しゃれ)などを言ったりすること。また、そのような人や、そのさま。「—なる人の知らせて、先づ占ひを見給へとて」〈浮・新可笑記・二〉
とん‐ち【頓知/頓智】
その場に応じて即座に出る知恵。機知。「—を働かす」
はんざいひがいぼうしとう‐そくじたいおうシステム【犯罪被害防止等即時対応システム】
ストーカーやDVなどの被害者や関係者の電話番号・住所・相談内容を、あらかじめ警察本部のコンピューターに登録しておくことにより、緊急時に110番通報があった場合に、警察が事件の内容をいち早く把握し...