もくてき‐いん【目的因】
アリストテレスの説いた四原因の一。事物が何のために存在するか、行為が何のためになされるかを示す目的が、その事物の存在やその行為を理由づけるもの。→形相因 →質料因 →動力因
もじ‐ばけ【文字化け】
コンピューターで、文字が他の文字や意味不明な記号に変化して表示・出力されること。主な原因として、異なる文字コードで読み込む、機種依存文字を使用する、機器の不良や回線ノイズが生じる、ソフトウエアの...
もっ‐て【以て】
[連語]《「も(持)ちて」の音変化》 1 (多く「…をもって」の形で格助詞のように用いて) ㋐手段・方法を示す。「誠意を—交渉に当たる」「書面を—申し入れる」「好意を—迎えられる」 ㋑原因・理...
もと【本/元】
[名] 1 物事の起こり。始まり。「事件の—をさぐる」「うわさの—をただす」 2 (「基」とも書く)物事の根本をなすところ。基本。「生活の—を正す」「悪の—を断つ」 3 (「基」とも書く)基礎...
もと‐い【基】
《「本(もと)居(い)」の意》 1 建物などの土台。基礎。 2 物事の基礎。根本。根拠。「医学の—を築く」「国の—を定める」 3 原因。「女の身はみな同じ罪深き—ぞかし」〈源・若菜下〉
本(もと)を正(ただ)・す
物事の起こりや原因を調べて、はっきりさせる。「—・せばすべて自分が悪い」
ものから
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「から」から》活用語の連体形に付く。 1 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…ものの。「月は有明にて光をさまれる—、影さやかに見えて、なかなかをかしきあ...
もの‐だ‐から
[連語]活用語の連体形に付いて、原因・理由を表す。…ので。「君が大きな声を出す—鳥が逃げてしまった」
もので
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「で」から》活用語の連体形に付く。原因・理由を表す。…ものだから。…ので。「時間がない—、失礼する」「途中、事故があった—、遅れてしまった」 [補説]「で」は断...
ものゆえ
[接助]《形式名詞「もの」+形式名詞「ゆえ」から》活用語の連体形に付く。 1 理由・原因を表す。…だから。…ので。「どうしても行かれぬ—、よろしく伝えていただきたい」「悔しきことやうやうまさりゆ...