げん‐く【原句】
引用されたり翻訳されたりする以前の原典の句。また、添削・推敲(すいこう)する前の俳句。
げん‐けい【原型】
1 もとの型。もとになる構造・構成をもつもの。「平城京の—は長安である」 2 鋳物や彫刻作品などのもとになる型。土や石膏などで作る。「粘土で—を作る」 3 洋裁で、服を作るときに基本となる平面製...
げん‐けい【原形】
もとのかたち。変化する前のかたち。「—に復する」「—を保つ」
げんけい‐しつ【原形質】
細胞の生きている部分を構成し、生命活動の基礎となっている物質。核と細胞質からなり、細胞膜に包まれ、全体としてコロイド状を呈する。
げんけいしつ‐うんどう【原形質運動】
植物細胞・原生動物細胞の原形質流動や、変形菌の変形体の運動などの、細胞内の運動の総称。鞭毛(べんもう)運動や繊毛運動も含む。
げんけいしつ‐たい【原形質体】
⇒プロトプラスト
げんけいしつ‐ぶんり【原形質分離】
植物細胞を浸透圧の高い溶液中に入れると、細胞内の水分が外部に滲出(しんしゅつ)するため原形質が収縮し、細胞壁から分離する現象。
げんけいしつ‐まく【原形質膜】
⇒細胞膜
げんけいしつ‐りゅうどう【原形質流動】
細胞の内部が流動する現象。液胞の発達した植物細胞に多く、ムラサキツユクサの雄しべの毛の細胞、シャジクモの節間細胞などにみられる。
げんけいしつ‐れんらく【原形質連絡】
多細胞の植物体において、細胞壁を横切って細胞間の物質輸送を担う細い管。太さ約40ナノメートル。プラスモデスム。プラスモデスマータ。