ふそうしゅう【扶桑集】
平安中期の漢詩集。16巻。7巻・9巻のみ現存。紀斉名(きのただな)撰。長徳年間(995〜999)成立。平安中期の漢詩を収める。
ふゆくさ
土屋文明の第1歌集。大正14年(1925)刊。明治42年(1909)から大正13年(1924)までの作品、380首を収める。
フラッシュ‐ビデオ【Flash Video】
ウェブ上で動画などを再生するために用いられるファイル形式。米国アドビシステムズ社のFlashで作成された動画を収めるコンテナフォーマットであり、これに対応したブラウザーであれば、ウェブ上でそのま...
フレーム【frame】
1 縁(ふち)。枠。「眼鏡の—」「ラケットの—」「デジタルフォト—」 2 ㋐テレビ・映画などの画面。「全景を—に収める」→フレームイン →フレームアウト ㋑動画を構成する個々の静止画。1秒間当た...
ブラックバス
神吉拓郎の短編小説。同作を表題作とする短編小説集は昭和56年(1981)の刊行で、他に「かぼちゃの馬車」「二ノ橋柳亭」などの作品を収める。
ぶんかしゅうれいしゅう【文華秀麗集】
平安前期の勅撰漢詩集。3巻。嵯峨天皇の命により、藤原冬嗣が仲雄王(なかおおう)・菅原清公・滋野貞主らと撰進。弘仁9年(818)成立。「凌雲集」に漏れたものやその後の作など、28人の詩140余首を...
ぶんがくたいがい【文学大概】
石川淳による文芸評論的随筆集。文学にまつわる24のエッセーを収める。昭和17年(1942)刊行。
へいたいやど【兵隊宿】
竹西寛子の短編小説。昭和55年(1980)「海」誌に発表、第8回川端康成文学賞受賞。同名の作品集は昭和57年(1982)刊行で、ほかに「少年の島」「流線的」などを収める。
ほうかんき【幇間記】
長尾宇迦(ながおうか)による短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は原敬への無償の奉仕に生きた床屋の生涯を描いたもの。作品集は平成元年(1989)刊行で、直木賞候補作となった「幽霊記」を...
骨(ほね)を拾(ひろ)・う
1 遺骨を拾い収める。「戦友の—・う」 2 死後のめんどうをみる。転じて、他人の後始末をする。「—・ってやるから思い切ってやってみろ」