こうがい‐れつ【口蓋裂】
口蓋が縦に裂けている奇形。胎児期に左右の上顎突起(じょうがくとっき)が完全に融合しなかったもの。口腔と鼻腔がつながっているため、哺乳・発声などに障害がある。口蓋破裂。
こう‐き【口器】
昆虫などの動物の口部にある、えさを捕らえ、咀嚼(そしゃく)するための器官の総称。
こう‐き【口気】
1 口から出る息。気息。 2 ものの言い方。くちぶり。口吻(こうふん)。「相手の—を快く思わなかった」〈漱石・道草〉
こうきゃく‐るい【口脚類】
口脚目の甲殻類の総称。シャコ・ハナシャコなど。
こう‐きょう【口供】
[名](スル) 1 意見などを口頭で述べること。 2 罪人の口から罪状を述べること。また、その筆記録。口書き。「町奉行の白洲で、表向きの—を聞いたり」〈鴎外・高瀬舟〉 3 裁判官の問いに対して被...
こう‐きょう【口峡】
咽頭(いんとう)の入り口部分で、軟口蓋(なんこうがい)の縁と舌根とで囲まれた狭い空間。
こうきょう‐えん【口峡炎】
軟口蓋・扁桃腺(へんとうせん)などに起こる急性の炎症。アンギーナ。
こう‐きん【口琴】
弾力のある薄片の一端を口でくわえ、もう一方の端を振動させ、口腔内に共鳴させる楽器。金属や竹などさまざまな素材で作られ、世界中に分布する。ムックリ、琵琶笛(びやぼん)など。ジューズハープ。
こう‐ぎん【口吟】
[名](スル)詩歌などを口ずさむこと。「独り歩み黙思—し」〈独歩・武蔵野〉
こう‐くう【口腔】
「こうこう(口腔)」の慣用読み。医学でいう。