こう‐じゅ【口受】
[名](スル)その人の口から直接に教えを受けること。くじゅ。
こう‐じゅ【口授】
[名](スル)口で言って直接に教えを授けること。くじゅ。「秘伝を—する」
こう‐じゅつ【口述】
[名](スル)口頭で述べること。「事件について—する」
こうじゅつ‐しけん【口述試験】
口頭で問題を出し、口頭で答えさせる試験。口頭試問。
こうじゅつ‐ひっき【口述筆記】
[名](スル)他の人が述べることを、その場で書き記すこと。また、そのもの。「原稿を—する」
こう‐じょう【口上/口状】
1 口頭で申し述べること。また、その内容。「あいさつの—を聞く」「逃げ—」 2 口のきき方。ものいい。 3 歌舞伎などの興行物で、出演者または劇場の代表者が、観客に対して舞台から述べるあいさつ。...
こうじょう‐あきんど【口上商人】
江戸時代、盛り場の路傍で、巧みな弁舌で人を集め、品物を売る商人。
こうじょう‐いい【口上言い】
興行場などで、口上3を述べる人。口上人。
こうじょう‐かんばん【口上看板】
歌舞伎などで、座元の口上を記した看板。上演狂言の由来説明や、俳優の出勤・欠勤などの事情説明などに用いた。
こうじょう‐がき【口上書(き)】
1 口頭で述べることの趣旨や次第を文章にしたもの。口上。 2 江戸時代、裁判などに関する口頭の供述を筆録したもの。特に武士・僧侶・神官などの場合に限っていった。→口書(くちが)き