ここんようらんこう【古今要覧稿】
江戸後期の類書。560巻。幕命により屋代弘賢が編集。文政4〜天保13年(1821〜42)成立。自然・社会・人文の諸事項を分類し、その起源・歴史などを古今の文献をあげて考証解説したもの。
ここんるいく【古今類句】
江戸前期の和歌索引。10巻。山本春正編。寛文6年(1666)刊。二十一代集や諸物語に収録の歌を、第4句の頭字のいろは順に分類・配列したもの。
こ‐ご【古語】
1 古い時代の言葉。昔使われて、今では一般には使われなくなった言葉。古言。「—辞典」 2 古人の言った言葉。ことわざ、故事などを含めていう。古言。「—に伝へし雁(かり)がねの翼の文を目の前に、今...
こ‐ごう【古豪】
競技などで、経験が豊富で力のある人や集団。古強者(ふるつわもの)。「—と新鋭の対決」
こごしゅうい【古語拾遺】
平安時代の家伝。1巻。斎部広成(いんべのひろなり)撰。大同2年(807)成立。中臣(なかとみ)氏に押された斎部氏が、その勢力挽回(ばんかい)を図って、同氏の事跡を漢文で記し、平城(へいぜい)天皇...
こ‐さいきん【古細菌】
《archaea》生物の分類の一つ。従来原核生物とされていた生物は真正細菌と古細菌に分けられ、真核生物と合わせて、全生物は大きく三つに分類される。古細菌の多くは極端な環境を好み、塩分濃度が高い環...
こ‐さく【古作】
古い時代の製作品。古人の作。
こ‐さつ【古刹】
由緒ある古い寺。古寺。
こ‐さつま【古薩摩】
初期の薩摩焼。江戸初期、朝鮮半島からの渡来人によって、鹿児島の帖佐(ちょうさ)などの窯で焼かれたもの。
こ‐さん【古参】
《古くから参上している意から》ずっと以前からその職や地位に就いていること。また、その人。「—の職員」「—兵」⇔新参(しんざん)。