ふる‐うた【古歌】
古い時代の歌。古人の詠んだ歌。こか。「—奉りし時の目録のその長歌」〈古今・雑体・詞書〉
ふる‐え【古枝】
古い枝。また、枯れ枝。「百済野(くだらの)の萩の—に春待つと居りしうぐひす鳴きにけむかも」〈万・一四三一〉
ふる‐え【古江】
古びた入り江。「かげろふの小野の—を越す潮の湊(みなと)やいづく春の夕なぎ」〈夫木・二三〉
ふる‐かく【古格】
[名・形動ナリ]古風であること。また、そのさま。昔風。「古道具屋の—な、堅地の父の親の手を」〈浄・卯月の紅葉〉
ふる‐かぶ【古株】
1 木や草の古い株。 2 その社会や集団に古くからいる人。ふるがお。「会社の—」
ふる‐から【古幹】
古い茎。枯れて残った茎。「我が宿の穂蓼(ほたで)—摘み生(お)ほし実になるまでに君をし待たむ」〈万・二七五九〉
ふる‐かわ【古川/古河】
古くからある川。
ふるかわ【古川】
宮城県中北部、仙台平野にあった市。陸羽街道の宿場町・市場町として発展。平成18年(2006)3月、周辺6町と合併して大崎市となる。→大崎
ふるかわ【古川】
姓氏の一。 [補説]「古川」姓の人物古川薫(ふるかわかおる)古川古松軒(ふるかわこしょうけん)古川太四郎(ふるかわたしろう)古川真人(ふるかわまこと)古川緑波(ふるかわろっぱ)
ふるかわ【古河】
姓氏の一。 [補説]「古河」姓の人物古河市兵衛(ふるかわいちべえ)古河黙阿弥(ふるかわもくあみ)