りっ‐し【律詩】
漢詩の一体。一定の韻律に従う8句からなる。第1・2句を起聯(きれん)(首聯)、第3・4句を頷聯(がんれん)(前聯)、第5・6句を頸聯(けいれん)(後聯)、第7・8句を尾聯(落句)といい、頷聯と頸...
りっしゃく‐じ【立石寺】
山形市山寺にある天台宗の寺。山号は、宝珠山。俗称、山寺。貞観2年(860)円仁の開創と伝える。比叡山延暦寺の法灯を根本中堂に分灯。芭蕉の「閑(しづか)さや岩にしみ入る蝉の声」の句碑がある。りゅう...
りっしゅん‐だいきち【立春大吉】
立春に禅寺やその檀家の門の左右にはる紙札の文句。また、その紙札。《季 春》
りつき‐てがた【利付手形】
手形面記載金額のほかに、その手形の振出日から支払期日までの利息も支払う手形。一覧払手形と一覧後定期払手形についてのみ認められ、手形にその利息文句を記載するとともに利率をも表示することが必要。
リフ【riff】
ジャズにおいて短い楽句を反復演奏すること。また、その楽句。アドリブの素材となる曲の、もとのメロディーをいうこともある。
リフレーン【refrain】
《「リフレイン」とも》詩や楽曲で、各節の終わりなどに同一の詩句・楽句を繰り返すこと。また、その部分。折り返し。畳句。ルフラン。
りゅうあん‐かめい【柳暗花明】
1 《陸游「遊山西村」の句から》柳は葉が茂って暗く、花は咲きにおって明るいこと。春の景色の美しいことをいう。「—の好時節」 2 花柳界。遊里。色町。「—の巷(ちまた)」
りゅうぐうしょう【流寓抄】
久保田万太郎の自撰句集。昭和33年(1958)刊。
りゅう‐こう【流行】
[名](スル) 1 世間に広く行われ、用いられること。服装・言葉・思想など、ある様式や風俗が一時的にもてはやされ、世間に広まること。はやり。「ミニスカートが—する」「—を追う」「—遅れ」 2 病...
竜門(りゅうもん)原上(げんじょう)の土(つち)に骨(ほね)を埋(うず)むとも名(な)を埋(う)めず
《白居易「題故元少尹集」から。元宗簡の遺文の序として述べた句で、肉体は竜門に葬られたが、書き残した遺文30巻は立派なものなので、その名声は後世に残るという意》死後に立派な名を残すこと。