はいふ‐ぜい【配付税】
国が国税として徴収した所得税・法人税などの一定割合を、徴収地には関係なく、財政調整的に各地方公共団体に配付する税。昭和15年(1940)に定められたが、同25年廃止。地方配付税。→地方交付税
はいぶつ‐きしゃく【廃仏毀釈】
《仏教を廃し釈迦(しゃか)の教えを棄却する意》明治政府の神道国教化政策に基づいて起こった仏教の排斥運動。明治元年(1868)神仏分離令発布とともに、仏堂・仏像・仏具・経巻などに対する破壊が各地で...
はいや‐ぶし【ハイヤ節】
民謡の一。元来は長崎県平戸市田助港周辺の酒盛り歌といわれ、海路で各地の港に流布、座敷歌・盆踊り歌などになった。
はくまい‐じょう【白米城】
落城伝説で、山上の城が敵に囲まれて水を断たれるが、白米を水に見せかけ、馬に浴びせたり馬の脚を洗ったりして、水に困っていないことをよそおう話。伊達政宗が攻めた仙台の高森山の城をはじめとして、全国各...
はちじょう‐ぎぬ【八丈絹】
1 八丈島で織られる、多く平織りの絹織物。島内産の植物染料で、黄・鳶(とび)・黒などに絹糸を染めたもの。また、各地に産する類似の織物。黄八丈・鳶八丈・黒八丈など。 2 1匹の長さが8丈(約24メ...
はつ‐うま【初午】
2月の最初の午の日。また、その日に行われる各地の稲荷(いなり)神社の祭礼。《季 春》「—や煮しめてうまき焼豆腐/万太郎」
はつ‐こうしん【初庚申】
その年最初の庚申(かのえさる)の日。帝釈天(たいしゃくてん)の最初の縁日で、各地の帝釈天を祭る寺や庚申堂に参詣する。初帝釈。《季 新年》「梅が香や—の背戸の風呂/蓼太」
ハブ‐くうこう【ハブ空港】
《hubは車輪の中心部の意》各地からの航空路が集中し、乗客や貨物を目的地に中継する機能をもった、その地域の拠点となる空港。
はま‐うち【破魔打ち/浜打ち】
正月に行う年占(としうら)の一。破魔2を空中に投げて弓矢で打ち落とすもの。これが行われた所を破魔射場(はまいば)といい、各地に地名として残る。
はまだ‐こうさく【浜田耕作】
[1881〜1938]考古学者。大阪の生まれ。号、青陵。京大教授・総長。英国などに留学し、日本の考古学に科学的研究方法を導入。日本および満州・朝鮮各地を踏査。著「通論考古学」など。