ガラス‐セラミックス【glass ceramics】
通常のガラスが非晶質であるのに対し、紫外線照射あるいは熱処理などによって微結晶を発生させ、結晶粒子の集合体としたガラス。強度・耐熱性にすぐれ、理化学用の耐熱材、人工衛星の材料などに使用。結晶化ガ...
がん‐せき【岩石】
地殻やマントル上部を構成する固体物質。一種または数種の鉱物の集合体からなり、成因により火成岩・堆積岩(たいせきがん)・変成岩に分類される。
き‐すいえんこう【輝水鉛鉱】
モリブデンと硫黄からなる鉱物。鉛灰色で金属光沢があり、極めて軟らかい。六方晶系。ふつう、葉片状や鱗片(りんぺん)状結晶の集合体をなす。ペグマタイト・熱水鉱床中に産し、モリブデンの原鉱。
きょう‐けんせい【共顕性】
ヘテロ接合体において、両親から受け継いだ対立遺伝子となる両方の形質が同時に現れること。ヒトの血液型が、両親の対立遺伝子の組み合わせによって決まるなどの例がある。共優性。
きょう‐じゅうごう【共重合】
2種以上の単量体を混合して重合させる化学反応。単独重合体の性質を改善するのに役立つ。
きょうじゅうごう‐たい【共重合体】
2種以上の単量体が重合することで得られる重合体。単独重合体に対していう。コポリマー。
きょくリング‐ぎんが【極リング銀河】
中心部と外縁部が別々に回転する構造で、それぞれの回転軸が垂直に近い傾きを呈する銀河。形成の機序は不明だが、2つの銀河が衝突・合体したものとする見方が有力。極環銀河。
きんこう‐けい【近交系】
近親交配を繰り返し、形質の異なる個体を分離することによって作り出された、遺伝的に均一な動植物の個体群。ほとんどの遺伝子が同じ対立遺伝子をもつホモ接合体となっている。 [補説]すべての遺伝子または...
きんしん‐こうはい【近親交配】
同系交配の一。近親間で行う交配。家畜の改良に用い、目標とする形質についてホモ接合体の出現を高める。
ぎん‐が【銀河】
1 天の川。地球上から見たときの銀河系。天漢。銀漢。《季 秋》 2 銀河系と同等の規模をもつ無数の恒星や星間物質からなる集合体。形から、渦巻き銀河・棒渦巻き銀河・楕円銀河・不規則銀河などに分類さ...