すい‐だし【吸(い)出し】
1 吸い出すこと。 2 「吸い出し膏薬(こうやく)」の略。
すいだし‐かん【吸(い)出し管】
反動水車の水の出口と放水路とを結ぶ管。全落差を有効に働かせる役目をする。吸水管。ドラフトチューブ。
すいだし‐こうやく【吸(い)出し膏薬】
はれ物の膿(うみ)を吸い出すためにはる膏薬。吸い出し膏。吸い出し。
すい‐だ・す【吸(い)出す】
[動サ五(四)] 1 中にあるものを吸って外へ出す。「蛇の毒を—・す」 2 吸いはじめる。「赤ちゃんが乳を—・す」
すい‐だま【吸(い)玉】
「吸角(きゅうかく)」に同じ。
すい‐ちゃ【吸茶】
一碗の茶を何人かが回してすすり飲むこと。多くは濃茶(こいちゃ)。
すい‐つき【吸(い)付き】
1 吸いつくこと。また、そのもの。「—が悪い」 2 「吸い付き桟」の略。
すいつき‐あり【吸(い)付き蟻】
⇒吸い付き桟(ざん)
すいつき‐ざん【吸(い)付き桟】
板の反りや分離を防ぐために、板裏に横に取り付ける桟。片側を鳩尾(きゅうび)状に作り、板にほった蟻(あり)穴にはめる。吸い付き蟻。蟻桟。
すい‐つ・く【吸(い)付く】
[動カ五(四)] 1 吸うためにぴったりとくっつく。「蛭(ひる)がすねに—・く」 2 ぴったりと付いて離れないでいる。密着する。「テレビの画面に—・く」 [動カ下二]「すいつける」の文語形。