こう‐さく【視告朔/告朔】
《「視」は慣例として読まない》古代、毎月朔日に、天皇が大極殿(だいごくでん)で各役所から奏上する官吏の勤務・出勤日を記した公文書を閲覧する儀式。延喜年間(901〜923)のころから正月・4月・7...
こく‐さく【告朔/視告朔】
1 ⇒こうさく(視告朔) 2 古代中国で、諸侯が天子から受けた新しい年の暦を祖先の廟(びょう)に納め、毎月1日に羊を供えて廟に告げ、その月の暦を国内に施行したこと。
こくさく‐の‐きよう【告朔の餼羊】
《魯(ろ)の国で、告朔の意義が廃れて羊を供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという「論語...