よび‐じお【呼(び)塩】
食品の塩抜きのために、薄い塩水に浸すこと。また、それに用いる塩。
よび‐す・う【呼び据う】
[動ワ下二]呼び寄せて、すわらせる。「かの愁へをしたる匠(たくみ)をば、かぐや姫—・ゑて」〈竹取〉
よび‐すて【呼(び)捨て】
《「よびずて」とも》人の名を「君」「様」「さん」などの敬称をつけずに呼ぶこと。よびつけ。「部下を—にする」
よび‐たて【呼(び)立て】
1 呼びたてること。「気軽に—できる相手」→御(お)呼び立て 2 合図をして立ち去らせること。また、その合図。「太鼓の—を聞くまでに」〈浮・元禄大平記〉
よび‐た・てる【呼(び)立てる】
[動タ下一][文]よびた・つ[タ下二] 1 声を張り上げて呼ぶ。「名前を—・てる」 2 呼んでわざわざ来させる。呼び寄せる。「—・てて申しわけない」「その都度母を—・てて、力を藉(か)りる事もあ...
よび‐だし【呼(び)出し】
1 呼び出すこと。呼んで来させること。「警察から—が来る」 2 相撲で、取り組む力士の名を呼び上げる役。触れ太鼓・やぐら太鼓を打ったり、土俵の整備なども行う。前行司。 3 「呼び出し電話」の略。...
よびだし‐じょう【呼(び)出し状】
1 人を呼び出すための文書。 2 民事訴訟で、当事者や証人などに期日を告知して出頭を命じる旨を記載した書面。
よびだし‐でんわ【呼(び)出し電話】
電話を持っていない人が、電話のある近所の家などに取り次いでもらって使う電話。
よび‐だ・す【呼(び)出す】
[動サ五(四)] 1 呼んで来させる。「近くの店へ—・す」「裁判所に—・される」 2 コンピューターで、補助記憶装置にあるデータを使った作業をするため、本体のメモリー上に移し入れ、画面に表示させ...
よび‐つぎ【呼(び)接ぎ】
接ぎ木の方法の一。台木と、母樹についたままの接ぎ穂とのそれぞれの接ぐ部分を削って寄せ合わせ、活着したあとに接ぎ穂を切り離す。ツバキやカエデで行う。寄せ接ぎ。