あま‐つ‐つみ【天つ罪】
1 天上界で素戔嗚尊(すさのおのみこと)が犯した畔放(あはな)ちのような、農耕と祭りに関する罪。→国つ罪「許多(ここだく)の罪を—と法別(のりわ)けて」〈祝詞・六月晦大祓〉 2 朝廷の命令による...
あま‐の‐いのち【天の命】
天から授かった大切な命。「さてもさても危ない目に逢うた、—を拾うた」〈謡・夜討曽我〉 [補説]「天命(てんめい)」を訓読みにした語か。
あまのおしひ‐の‐みこと【天忍日命】
日本神話の神。天孫降臨に際し、天津久米命(あまつくめのみこと)とともに先駆けを務めた。大伴氏の祖神。
あま‐の‐さぐめ【天探女】
天照大神(あまてらすおおみかみ)の命で天稚彦(あめのわかひこ)の問責に来た雉(きじ)を、天稚彦に射殺させた邪心の女神。後世の「あまのじゃく」はこの女神のことともいう。
あまのふとだま‐の‐みこと【天太玉命】
⇒太玉命(ふとだまのみこと)
あまのほひ‐の‐みこと【天穂日命】
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)の子。天孫降臨に先立って、葦原(あしはら)の中つ国に遣わされたが、大国主命に味方して復命しなかった。出雲国造(いずものくにのみやつこ)らの祖神。天菩比神。
あまりにもさわがしいこどく【あまりにも騒がしい孤独】
《原題、(チェコ)Příliš hlučná samota》チェコの小説家、フラバルの小説。1976年、執筆。地下出版で読み継がれ、1989年、チェコのビロード革命の年に正式に刊行。
アメデ‐とう【アメデ島】
《Îlot Amédée》ニューカレドニアの首都ヌーメアの南方沖合約20キロメートルにある無人島。周囲を白い砂浜とサンゴ礁に囲まれる。ナポレオン3世の命により、1865年に建造された灯台がある。
あめ‐の‐わかひこ【天若日子/天稚彦】
日本神話で、天孫降臨に先だち、高天原(たかまがはら)から葦原(あしはら)の中つ国の平定に遣わされた神。出雲に降ったまま復命せず、詰問の使者として雉(きじ)が派遣されてくるとこれを射殺したが、高御...
アメリカ‐どくりつかくめい【アメリカ独立革命】
米国の13植民地が英国の重商主義政策に対して自治権を求め、独立を獲得した革命。1775年の武力衝突に始まり、1776年独立宣言、ヨーロッパ諸国、特にフランスの支援を得て英国軍を破り、1783年の...