ぜん‐ちしき【善知識/善智識】
《「ぜんぢしき」とも》 1 仏語。人々を仏の道へ誘い導く人。特に、高徳の僧のこと。真宗では門弟が法主(ほっす)を、禅宗では参学の者が師家(しけ)をいう。⇔悪知識。 2 人を仏道へ導く機縁となるも...
ぜんつう‐じ【善通寺】
香川県善通寺市にある真言宗善通寺派の総本山。山号は五岳山。空海誕生の地で、弘法大師三大霊場の一。空海が唐より帰国後、父の佐伯善通の邸宅を寺に改めたのに始まるという。永禄元年(1558)兵火によ...
ぜんつうじ‐し【善通寺市】
⇒善通寺
ぜん‐とく【善徳】
1 道徳に合った、よい行い。 2 仏語。善行によって得る功徳(くどく)。
ぜん‐どう【善導】
[名](スル)よいほうへ教え導くこと。よいみちびき。「非行少年を—する」
ぜん‐どう【善道】
1 正しい道。徳義にかなった道。「—に導く」 2 「善趣(ぜんしゅ)」に同じ。⇔悪道。
ぜんどう‐じ【善導寺】
福岡県久留米市にある浄土宗鎮西派の寺。山号は井上山。開創は建久2年(1191)、開山は弁長、開基は草野要阿。
ぜんどう‐りゅう【善導流】
中国浄土教三流の一。善導を祖とする。日本の浄土教はこの影響を受けた。
ぜん‐なく【善悪】
「ぜんあく」の連声(れんじょう)。
ぜん‐なん【善男】
仏法に帰依した男子。善男子(ぜんなんし)。