いん‐こう【咽喉】
1 咽頭と喉頭。のど。 2 交通の要衝にあたる通路。「抑(そもそも)品川は江府の—にして」〈条野有人・近世紀聞〉
こう【喉】
[接尾]助数詞。魚を数えるのに用いる。尾(び)。「一—の魚」
こう【喉】
[常用漢字] [音]コウ(漢) [訓]のど のど。のどぶえ。「喉舌・喉頭/咽喉(いんこう)」
こん【喉】
[名]魚をいう女房詞。 [接尾]助数詞。魚の数を数えるのに用いる。「一—の魚」
ざ‐こ【雑魚/雑喉】
《「ざっこう(雑喉)」の音変化》 1 いろいろな種類の入り交じった小魚。また、小さい魚。じゃこ。 2 地位の低い者、取るに足りない者をたとえていう語。小物。「—は相手にしない」
のど【喉/咽/吭】
《「のんど」の音変化》 1 口腔の奥の、食道と気管に通じる部分。咽喉(いんこう)。「御飯が—につかえる」「—まで出かかった言葉をのみこむ」 2 頸部(けいぶ)の前面。のどくび。「剣で—を突く」 ...
のみ‐と【喉/咽】
《「飲み門(と)」の意。「のみど」とも》のど。「赤海鯽魚(たひ)の—を探れば、鉤有りき」〈記・上〉
のん‐ど【喉/咽】
《「飲(の)み門(と)」の音変化》のど。「短剣にて自から—を刺串(さしつらぬ)き」〈染崎延房・近世紀聞〉