え‐ず・く【嘔吐く】
[動カ四]吐き気をもよおす。また、へどを吐く。〈易林本節用集〉
おう‐と【嘔吐】
[名](スル)食べたものを胃から吐き戻すこと。「苦しそうに—する」 [補説]書名別項。→嘔吐
おうと【嘔吐】
《原題、(フランス)La Nausée》サルトルの小説。1938年刊行。外界の事物によってもたらされる主人公ロカンタンの嘔吐感を通じて「存在」の偶然性が探求される。実存哲学が小説化された作品。
おうとげり‐しょう【嘔吐下痢症】
ウイルスによる感染性胃腸炎。嘔吐に始まり、続いて下痢になる。原因となるウイルスにはノロウイルスやロタウイルスなどがある。冬期、乳幼児に多くみられ、通常は1週間くらいで治まる。下痢の間は水分の補給...
おうと‐はんしゃ【嘔吐反射】
喉の奥に異物が入ると吐き気をもよおす生理的な反射。
嘔吐(おうと)を催(もよお)・す
1 吐き気がする。 2 はなはだしく不快に感じる。「あまりのずるさに—・す」
へど【反吐/嘔吐】
一度食べて胃に入ったものを口から吐きもどすこと。また、その吐いたもの。「—を吐く」「顔を見るだけで—が出そうだ」
反吐(へど)が◦出(で)る
非常に不快な気持ちになる。「見えすいたごますりには—◦出る」