のう‐しゅよう【脳腫瘍】
頭蓋骨・脳実質・脳脊髄膜・脳血管などに生じた腫瘍の総称。原発性のもののほか、肺癌(はいがん)・乳癌などの転移によるものも多い。頭痛・嘔吐(おうと)・視力障害・めまい・痙攣(けいれん)・意識障害な...
のう‐ぼん【膿盆】
医療器具の一。そら豆形の深皿で、嘔吐(おうと)したものを受けたり、外科手術で摘出した組織や使用済みのガーゼなどを入れたりする。
のりもの‐よい【乗(り)物酔い】
自動車・船・航空機などに乗って気分が悪くなった状態。急停止・発進、旋回、動揺などの加速度の変化で内耳の平衡器が繰り返し刺激されて、自律神経が失調を起こし、顔面蒼白・吐き気・嘔吐(おうと)などの症...
ノロウイルス【Norovirus】
感染性胃腸炎や食中毒の原因となるウイルスの一種。生ガキやハマグリなどの二枚貝を介して感染することが多く、感染者の糞便や嘔吐物から経口感染することもある。冬季に流行がみられる。
ヒステリー【(ドイツ)Hysterie】
1 さまざまな感情的葛藤(かっとう)が原因となって起こる一種の神経症。実際に病気ではないのに痛みや運動・知覚の麻痺(まひ)、発熱・嘔吐(おうと)などのほか、健忘などの精神症状を訴えるもの。一般に...
ふくまく‐えん【腹膜炎】
腹膜の炎症。化膿菌(かのうきん)や腫瘍(しゅよう)などによって起こり、急性では虫垂炎などから二次的に起こることも多く、激しい腹痛や嘔吐(おうと)・下痢(げり)などを伴う。
へん‐ずつう【偏頭痛/片頭痛】
頭の片側に生じる、発作性のずきんずきんと脈打つような激しい頭痛。嘔吐(おうと)を伴うこともある。へんとうつう。
マールブルグ‐びょう【マールブルグ病】
《Marburg disease》ウイルス性出血熱の一つ。1967年にドイツのマールブルクなどでワクチン製造のためウガンダから輸入したアフリカミドリザルを扱った研究者ら31人が発症し、7人が死亡...
もど・す【戻す】
[動サ五(四)] 1 ㋐もとの状態や、もとあった場所などへ返す。「本を棚へ—・す」「話をもとに—・す」「白紙に—・す」「よりを—・す」 ㋑水に浸したり、解凍したりして、加工する前の状態にする。「...
モルヒネ‐ちゅうどく【モルヒネ中毒】
モルヒネによる麻薬中毒。一時的な大量使用では悪心(おしん)・嘔吐(おうと)、さらには昏睡(こんすい)状態に陥り、呼吸中枢の麻痺(まひ)を起こして死に至る。少量の連用からしだいに増量して慢性中毒と...