し‐じゅう【四十】
1 10の4倍の数。よんじゅう。 2 40歳。よそじ。
しじゅう‐うで【四十腕】
40歳ごろに、腕が痛んだり上がらなくなったりすること。しじゅうかいな。
しじゅう‐かいな【四十腕】
「四十肩」に同じ。
しじゅう‐かた【四十肩】
40歳ごろに、肩の関節が痛んで腕の動きが悪くなってくること。医学的には五十肩とともに肩関節周囲炎(凍結肩)と総称される。五十腕。四十腕(うで)。四十腕(かいな)。
しじゅう‐から【四十雀】
スズメ目シジュウカラ科の鳥。全長約15センチ。頭が黒く、ほおが白い。背は暗緑色で、白い腹に黒い太線がある。平地・山地の林にみられ、都会の公園にもすむ。《季 夏》「老の名の有りとも知らで—/芭蕉」
しじゅうから‐がん【四十雀雁】
カナダガンの亜種。全長約70センチ。シジュウカラのようにほおが白い。冬、日本へ多数が渡ってきていたが、近年はまれ。ほおじろがん。《季 秋》
しじゅうく‐いん【四十九院】
1 弥勒菩薩(みろくぼさつ)のいる兜率天(とそつてん)の内院にある49の宮殿。 2 行基が畿内に建てたという49の寺院。 3 平安時代、一つの寺院の境内に設けた49堂宇。 4 鎌倉時代以後、墳墓...
しじゅうく‐にち【四十九日】
1 人の死後、49日間。今生(こんじょう)の死と来世の生との中間の期間。中陰。 2 人の死後、49日目。また、その日に行う法要。七七日(なななぬか・しちしちにち)。
しじゅうく‐もち【四十九餅】
四十九日の中有の日につく49個の餅。仏前に供えたり、寺へ贈ったりする。地方によって、葬送の日に作り、四十九日に食べるところもある。
しじゅう‐くらがり【四十暗がり】
40歳ごろに、自然に視力が衰えてくること。四十ぐらみ。