しめい【四明】
「四明山」の略。 「四明ヶ岳」の略。
しめい‐が‐だけ【四明ヶ岳】
比叡山(ひえいざん)の東西に分かれた西の山頂。天台宗の聖地、中国の四明山にちなむ名。
しめい‐ざん【四明山】
中国浙江(せっこう)省の東部、寧波(ニンポー)の西方にある山。古くからの霊山で、名は日月星辰に光を通じる山の意。寺院が多い。宋初、知礼がここで天台の教えを広めた。
しめい‐てんだい【四明天台】
宋初の高僧知礼の学系を伝える中国天台宗の一派。山家(さんげ)派と称して山外(さんがい)派と対立。天台の正統派。四明学。
しめい‐の‐きょうほう【四明の教法】
《中国の四明山で知礼が天台の教えを広めたところから》天台宗の教え。