じょうが‐ごごう【嫦娥五号】
中国の月探査機。周回機・着陸機・離陸機・帰還機からなり、月面の土壌採取を目的とする。2020年11月に打ち上げられ、砂や岩石など約1.7キログラムのサンプルリターンに成功。→嫦娥計画
じょうが‐ろくごう【嫦娥六号】
中国の月探査機。周回機・着陸機・離陸機・帰還機からなり、世界初となる月の裏面の土壌採取を目的とする。嫦娥5号に続き、2024年5月に打ち上げられ、南極エイトケン盆地に着陸し、土壌や岩石を採取。サ...
じょう‐ど【壌土】
1 土。土壌。 2 粘土の割合が25〜37.5パーセントの土壌。作物栽培に最も適する。
じょう‐はっさん【蒸発散】
土壌面からの水の蒸発と、植物からの水の発散。地上面からの大気中への水の移動をさす。
じょ‐えん【除塩】
[名](スル)高潮や津波などで海水が浸入した農地から塩分を除去すること。農地に石灰系土壌改良材を散布し、真水を浸透・排水させて、塩分を洗い流す。また、水の蒸発などによって土壌に蓄積した塩類を取り...
じんじゅうきょうつう‐かんせんしょう【人獣共通感染症】
人と動物の両方に感染する病気の総称。特に、動物から人に感染するものをいい、動物では発症しないものもある。人畜共通感染症。動物由来感染症。動物原性感染症。ズーノーシス。 [補説]動物に噛まれたり排...
すいこう‐さいばい【水耕栽培】
土壌を全く使わず、生長に必要な養分を溶かした水溶液(養液)で植物を育てること。水培養。水中培養。水耕。水耕法。水栽培(みずさいばい)。養液栽培。
すいさんか‐カルシウム【水酸化カルシウム】
生石灰(酸化カルシウム)に水を加えて得られる白色の粉末。水にわずかに溶け、水溶液は石灰水とよばれ、強アルカリ性。空気中の二酸化炭素を吸収して炭酸カルシウムになる。酸性土壌の中和剤、さらし粉の原料...
すいじゅんかんへんどう‐かんそくえいせい【水循環変動観測衛星】
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進する地球環境変動観測ミッションで打ち上げられる2種類の観測衛星の一。マイクロ波放射計により、海面水温・降水量・大気中の水蒸気量・土壌の水分量・積雪の深さなど...
すいそ‐さいきん【水素細菌】
水素と酸素の反応によって生じる化学エネルギーを利用し、炭酸同化作用を行う細菌。ふつう有機物を摂取できる従属栄養細菌として土壌細菌にみられるが、高温環境を好む好熱菌の中に独立栄養性の水素細菌が見つ...