うす‐くち【薄口】
1 吸い物・煮物などの味の薄いもの。⇔濃い口。 2 「薄口醤油」の略。 3 土瓶・ちょこなどの薄手のもの。「—の茶碗」
うず‐たか・い【堆い】
[形][文]うづたか・し[ク] 1 積み重なって高く盛り上がっている。「—・く積もった土砂」 2 気品がある。「宮殿(くうでん)楼閣錦の戸張のその中に、さも—・き女性(にょしゃう)ましまし」〈浄...
うずみ‐もん【埋み門】
城の石垣・土塀・築地(ついじ)などの下部をくり抜いたように造った小さな門。勝手口の用などに使われた。穴門。
うず・める【埋める】
[動マ下一][文]うづ・む[マ下二]《四段活用の「うづむ」が変化して、室町時代ごろから用いられた》 1 土の中などに物を入れ込んで外から見えないようにする。うめる。「金塊を—・める」 2 物に覆...
うずら‐チャボ【鶉チャボ】
鶏の一品種。江戸時代、土佐で作出。尾がなく、形がウズラに似る。うずらお。
うずら‐で【鶉手】
陶器で、ウズラのような斑紋のあるもの。鉄分の多い土と少ない土とを練り合わせて、褐色と白色の入りまじった素地(きじ)にする。
うた‐ぬし【歌主】
歌の作り手。和歌の作者。「この—、まだまからずと言ひて立ちぬ」〈土佐〉
うだ‐きんごぼう【宇陀金牛蒡】
ゴボウの一品種。やわらかく、香りがよい。奈良県宇陀市で古くから栽培され、大和野菜に認定されている。 [補説]雲母を多く含む土壌で栽培され、表面についた雲母が光ることから、縁起物とされる。
うち‐あ・う【打(ち)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに相手を打つ。「竹刀で—・う」 2 (「撃ち合う」とも書く)互いに銃砲を撃って戦う。「ギャングどうしが—・う映画」 3 互いに技をかける。「土俵際で足技を—・う」 4...
うちかけ‐かたぎぬ【打掛肩衣】
1 肩衣の裾を袴(はかま)の内に入れないで、腰帯で押さえて着る略式の着方。 2 近世、浄土真宗で、報恩講などに袴を着けないで着た肩衣。