あかり‐しょうじ【明(か)り障子】
格子に組んだ枠の片面だけに白い紙などを張り、明かりを取り入れやすくした障子。現在普通にいう障子のこと。あかりそうじ。
あかんたい‐ていあつたい【亜寒帯低圧帯】
大気大循環で亜寒帯の上昇気流がある地域。亜熱帯高圧帯の極側に位置し、ほぼ定常的に低気圧が存在する。北半球ではアリューシャン低気圧、アイスランド低気圧が属し、南半球では大陸の影響が少なく、帯状にな...
アガカーン‐きゅうでん【アガカーン宮殿】
《Aga Khan Palace》インド西部、マハラシュトラ州の都市プーネにある宮殿。1892年、イスラム教シーア派イスマイール派第48代イマーム、アガ=カーン3世により建造。英国統治時代、イン...
アガシー‐こ【アガシー湖】
《Lake Agassiz》約3万年から約8000年前にかけて、北米大陸にあった氷河湖。更新世末期の最終氷期後に氷床が溶け、現在のカナダ中央部に形成。面積は五大湖の合計をはるかにしのいだ。約80...
あがた‐の‐いど【県の井戸】
平安京大内裏の西隅(現在の京都市上京区)にあった県宮(あがたのみや)の井戸。また、その辺りの地名。山吹と蛙(かえる)の名所。[歌枕]「かはづ鳴く—に春暮れて散りやしぬらん山吹の花」〈続後撰・春下〉
アガディール【Agadir】
モロッコ南西部、大西洋に面する港湾都市。スース川河口の北に位置する。16世紀前半にポルトガルの支配下に置かれ、交易の拠点になった。フランス植民地時代、ドイツが軍艦をこの港に派遣し、フランスを威嚇...
あき【安芸】
旧国名の一。ほぼ現在の広島県西半分にあたる。芸州(げいしゅう)。 高知県東部の土佐湾に面する市。戦国時代、安芸氏が居城。武家屋敷が多く残る。瓦(かわら)・陶器を特産。人口2万(2010)。 ...
あきしの‐でら【秋篠寺】
奈良市秋篠町にある寺。開山は善珠、開基は光仁(こうにん)天皇。はじめ法相宗、次いで真言宗、近世には浄土宗西山派の寺。現在は単立宗教法人。今は国宝の本堂を残すのみ。伎芸天(ぎげいてん)立像が有名。
あきた【秋田】
東北地方北西部の県。県庁所在地は秋田市。かつての羽後の大半と陸中の一部を占める。人口108.6万(2010)。 秋田県中西部、雄物(おもの)川下流の市。県庁所在地。もと佐竹氏の城下町。旧名、...
あきのにほん【秋の日本】
《(フランス)Japoneries d'automn》フランスの作家、ピエール=ロチによる文明開化期の日本滞在記。1885年9月から11月にかけて、神戸・横浜・京都・東京などに海軍将校として滞在...