じつげつしきず【日月四季図】
東京赤坂にある東宮御所の大広間の壁画。日本画家、東山魁夷の作品で、昭和35年(1960)に完成。
じない‐ちょう【寺内町】
戦国時代、浄土真宗本願寺派などの寺院の境内に発達した集落。周りに土居を巡らし、濠(ほり)を掘って他宗派や領主の攻撃に備えた。大坂の石山本願寺、越前の吉崎などが有名。
じゅうだんこうばい‐さくし【縦断勾配錯視】
錯視の一つ。坂道などを正面から見たときに、見かけの傾斜と客観的な傾斜が異なり、下り坂が上り坂に見えたり、上り坂が下り坂に見えたりすること。坂道錯視。
じゅうにだん【十二段】
「十二段草子(ぞうし)」の略。
浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。元禄3年(1690)大坂竹本座初演。「十二段草子」に、謡曲「鞍馬天狗」「張良」「熊坂」「隅田川」などを加えて脚色したもの...
じゅうにん‐りょうがえ【十人両替】
江戸時代、大坂で、両替屋仲間の統制や、幕府公金の出納、金銀相場の支配などにあたった10人の大両替屋。十人組。
じょう‐かた【城方】
⇒八坂流(やさかりゅう)
じょうさい【定斎】
桃山時代、大坂の薬種商村田定斎が明人の薬法を伝えてつくり始めたという煎(せん)じ薬。夏期の諸病に効能があったという。じょさい。
じょうさい‐だいがく【城西大学】
埼玉県坂戸市にある私立大学。昭和40年(1965)の開設。昭和52年(1977)に大学院を設置した。
じょう‐だい【城代】
1 城主の代わりに城を守り、政務を代行する者。 2 江戸幕府の職名。大坂城・駿府(すんぷ)城に常置され、その守護および政務を管掌した。 3 「城代家老」の略。
じょう‐ばん【城番】
1 城郭守衛のために置く兵士。番手衆。在番衆。 2 江戸幕府の職名。大坂城・駿府城において、城代の下で城を守った。