じょう‐ばん【定番】
1 常に番をすること。また、その人。 2 江戸幕府の職名。二条城・大坂城・駿府(すんぷ)城に一定期間駐在して城を警護する役。→加番
じょう‐るり【浄瑠璃】
1 仏語。清浄で透明な瑠璃(青金石)。また、清浄なもののたとえ。 2 語り物の一。室町中期から、琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を...
じょう‐ろく【定六】
江戸時代、江戸・大坂間を6日で往来した町飛脚のこと。
じょしえいよう‐だいがく【女子栄養大学】
埼玉県坂戸市にある私立大学。昭和36年(1961)の開学。栄養学の単科女子大学。
じょちゅうっこ【女中ッ子】
由起しげ子の小説。昭和29年(1954)「小説新潮」誌に掲載。翌年、田坂具隆監督により映画化された。
じん【陣】
1 軍隊を配置して備えること。陣立て。「雁行(がんこう)の—」「背水の—」 2 ㋐軍隊の集結している所。兵営。陣地。陣営。「—を張る」 ㋑共通の目的をもって、まとまった人々。集団。多く、他の語と...
すがり【尽り/末枯り】
1 盛りを過ぎて衰えかかること。また、そのもの。すがれ。「大坂に勤めし藤屋の太夫葛城が—といふ」〈浮・好色盛衰記〉 2 香のたき残り。すがれ。「いつ焼(た)き捨ての—までも、聞き伝へし初音これな...
すがわらでんじゅてならいかがみ【菅原伝授手習鑑】
浄瑠璃。時代物。五段。竹田出雲・並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛(みよししょうらく)・竹田小出雲合作。延享3年(1746)大坂竹本座初演。菅原道真の事跡に、三つ子の兄弟梅王丸・松王丸・桜丸...
すぎ‐の‐おおすぎ【杉の大杉】
高知県長岡郡、八坂神社の境内にある杉の巨木。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が植えたなどの伝承があり、推定樹齢は3000年以上。根元で北大杉と南大杉に分かれているため、夫婦杉とも呼ばれる。国の特別天...
すぎもと‐でら【杉本寺】
神奈川県鎌倉市にある天台宗の寺。山号は大蔵山。開創は天平6年(734)、開山は行基で、円仁の中興と伝える。坂東三十三所の第1番札所。下馬観音。大蔵観音。杉本観音。