るす‐ばん【留守番】
[名](スル) 1 「留守1」に同じ。「子供に—させる」 2 江戸時代、大坂城あるいは二条城の番士の称。城番。
レアギン【reagin】
体内に侵入したアレルゲンに対して産生される抗体の一。Ⅰ型アレルギーの免疫グロブリンE抗体に分類される。昭和41年(1966)、石坂公成により発見。
ろくどう‐の‐つじ【六道の辻】
京都市東山区、八坂通りの南にある六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の本堂前付近の称。
ろぼうのいし【路傍の石】
山本有三の小説。昭和12〜15年(1937〜1940)発表。官憲の干渉により中絶、未完。逆境にある少年愛川吾一が、誠実に生きていく姿を描く。 田坂具隆監督による映画の題名。出演、片山明彦、滝...
ロー【low】
1 自動車などの変速機で、低速用のギア。発進や登坂に用いる。ローギア。「—に入れて発進する」 2 他の外来語の上に付いて複合語をつくる。 ㋐高さ・位置などが低い意を表す。「—ヒール」「—アングル...
ロー‐ギア【low gear】
自動車の変速機の中で、変速比の最も低い(数字は大きい)組み合わせ。速度は遅いが、トルク(回転力)が増大されるので、登坂力・牽引力は大きい。ロー。
わかいひと【若い人】
石坂洋次郎の小説。昭和8〜12年(1933〜1937)「三田文学」に連載。豊田四郎監督により昭和12年(1937)映画化。出演、大日方伝、市川春代、夏川静江ほか。
わか‐えびす【若恵比須/若夷】
江戸時代、京坂地方で、元日の早朝に売り歩いた恵比須像を刷った札。門口にはったり、歳徳棚(としとくだな)に供えて福を祈った。《季 新年》「年や人にとられていつも—/芭蕉」
わがもの【我がもの】
端唄・うた沢節。一中節の都伝内の作曲といわれる。「我がものと思へば軽し笠の雪」という句を冒頭に、雪の夜、女のもとに通う心をうたったもの。幕末ごろ、京坂地方で流行、江戸にも広まった。
わぎもこ‐に【吾妹子に】
[枕]吾妹子に会う意から、「あふ」と同音を含む「逢坂山」「近江(あふみ)」「楝(あふち)の花」「淡路(あはぢ)」にかかる。「—あふちの花は散り過ぎず」〈万・一九七三〉