ぼう‐し【坊市】
まち。市街。
ぼう‐しゃ【坊舎】
《「ぼうじゃ」とも》寺院内の僧の住む建物。僧房。
ぼう‐じょう【坊城】
都城で坊ごとにその周囲にめぐらした垣。
ぼうじょう‐どおり【坊城通り】
京都市街地西部を南北に走る道路の呼び名。北の三条通りから南の七条通りに至る。全長約2キロ。平安京の坊城小路にあたる。
ぼう‐ず【坊主】
1 寺坊の主(あるじ)である僧。寺院で一坊を構えた僧をさしていった。 2 一般に、僧。室町時代以後に行われるようになった称。 3 髪の毛のない頭。また、毛をそったり短く刈ったりした頭。「負けたら...
ぼうず‐あたま【坊主頭】
坊主のように髪をそった、また短く刈った頭。
ぼうず‐えり【坊主襟】
1 小袖の襟を折らずに、三角形にして着ること。「無理に作った—の、其寐姿」〈二葉亭・其面影〉 2 襟足が短いこと、または襟足の短い首すじ。「—でいいから、生地の儘(まんま)でおけばいいことよ」〈...
ぼうず‐おち【坊主落ち】
僧が堕落して還俗(げんぞく)すること。また、その人。「私むすこは—。ろくに生へそろはぬ物」〈浄・女護島〉
ぼうず‐かむろ【坊主禿】
江戸時代、遊女に使われていた幼いかむろ(かぶろ)。前髪と両耳のあたりだけ毛を残した芥子(けし)坊主にしていたところからいう。
ぼうず‐がえり【坊主還り】
僧が再び俗人にかえること。還俗(げんぞく)すること。また、その人。法師がえり。「清吉といふ—さ」〈伎・小袖曽我〉