きっ‐すい【喫水/吃水】
船舶が水に浮いているときの、船体の最下端から水面までの垂直距離。船脚(ふなあし)。
きっ‐た・つ【切っ立つ】
[動タ五(四)]《「きりたつ」の音変化》垂直にそそり立つ。「腰掛の後部(うしろ)は高い屏風のように—・っているので」〈漱石・道草〉
きっ‐たて【切っ立て】
1 切ったように垂直にそびえていること。また、そのもの。「—の総二階」〈里見弴・多情仏心〉 2 仕立てたばかりの衣服。仕立ておろし。「—の半被(はっぴ)」〈鏡花・註文帳〉
き‐つつき【啄木鳥】
キツツキ目キツツキ科の鳥の総称。スズメ大からカラス大まであり、ふつう森にすむ。一般に雄の頭部に赤か黄色の部分がある。指は2本が前向き、2本が後ろ向きで、鋭い爪があり、爪と堅い尾羽で体を支えて樹幹...
きゅうぶん‐たい【球分体】
水準点の標石の頂部にある半球状の突起。球分体の頂上は球分頂とよばれ、水準測量で標尺を垂直に立てる点として用いられる。
きょうやく‐けい【共役径】
楕円・双曲線の一方の直径に垂直な他方の直径。
きょくリング‐ぎんが【極リング銀河】
中心部と外縁部が別々に回転する構造で、それぞれの回転軸が垂直に近い傾きを呈する銀河。形成の機序は不明だが、2つの銀河が衝突・合体したものとする見方が有力。極環銀河。
きり‐もみ【錐揉み】
[名](スル) 1 穴をあけるため、錐を両手のひらで挟んで強く回すこと。 2 飛行機が失速したあと、機体が螺旋(らせん)を描きながらほとんど垂直に降下すること。スピン。
きんきゅう‐あんぜんかくほ【緊急安全確保】
災害対策基本法に基づいて市町村が発表する避難情報の一。警戒レベル5として発令される。すでに災害が発生しているか、その可能性が高く、安全な避難が困難になっており、命の危険な状態。状況が把握できない...
ぎんしん【銀震】
円盤状の構造をもつ銀河において、円盤内のガスが、地震のように垂直方向に運動する振動波。銀河の渦巻き状の構造形成などに関連があると考えられている。