どう【堂】
[名] 1 古く接客や礼式などに用いた建物。表御殿。表座敷。 2 神仏を祭る建物。 3 多くの人が集まる建物。 [接尾]店の名や雅号・建物の名などに付けて用いる。「大雅—」「哲学—」
どう【堂】
[音]ドウ(ダウ)(呉) [学習漢字]5年 1 表御殿。表座敷。「堂上/正堂」 2 神仏を祭ったり、人が多く集まったりする大きな建物。「堂宇/会堂・学堂・講堂・金堂(こんどう)・聖堂・禅堂・殿堂...
どう‐う【堂宇】
堂の軒。堂の建物。
どう‐おう【堂奥】
1 堂内の奥まった所。 2 学問・技芸の奥義。秘奥。「—に入(い)る」
どう‐か【堂下】
1 堂の下。 2 殿上(てんじょう)の間(ま)に昇殿を許されない官人。地下(じげ)。⇔堂上(どうじょう)。
どうがしま【堂ヶ島】
静岡県、伊豆半島西岸の西伊豆町の景勝地。海食を受けた島々や断崖、海食洞などがみられる。
どうがしま‐おんせん【堂ヶ島温泉】
神奈川県南西部、箱根町にある温泉。箱根七湯の一。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉など。 静岡県の西伊豆町にある温泉。泉質は硫酸塩泉。
どう‐こ【堂鼓】
中国の演劇、主に武劇で用いる太鼓の一。日本の櫓太鼓(やぐらだいこ)に似たもので、4足の台上に上向きに据え、2本のばちで打つ。唐鼓(とうこ)。
どう‐こ【洞庫】
茶室の点前畳(てまえだたみ)から亭主が座ったまま道具類の出し入れができるようにした押し入れ式の棚。洞庫棚。 [補説]道幸という人の考案ともいわれ、「道幸」または「道籠」「堂庫」とも書く。
どう‐ごう【堂号】
堂の付く雅号・屋号。「松花堂」など。