あしよわ‐ぐるま【足弱車】
車輪が堅固でない車。一説に、足弱の牛が引く歩みの遅い車。「一門は気を失ひ力を落として、—のすごすごと」〈謡・清経〉
アスローン‐じょう【アスローン城】
《Athlone Castle》アイルランド中部の町アスローンにある城。シャノン川に面する。古くから戦略上重要な地域だった同地に、13世紀にノルマン人が建造。高い城壁の堅固な造りで、多くの砲門を...
あつ・い【厚い/篤い】
[形][文]あつ・し[ク] 1 (厚い)物の両方の面の隔たりが大きい。厚みがある。「—・い板」「—・い雲におおわれる」「野球ファンの層が—・い」⇔薄い。 2 心入れの程度が大きい。いたわりの心が...
あつ‐み【厚み】
1 厚さの程度。厚いという感じ。「—がある」 2 深み。奥行き。「—のある語り口」 3 囲碁で、容易に攻略されない堅固な石の配置。
あま‐の‐いわと【天の岩戸/天の磐戸】
天の岩屋の堅固な戸。高天原の入り口にあったという。天の岩屋戸。「—を引き開け天(あめ)の八重雲を排分(おしわ)け」〈神代紀・下〉
アルハズム‐とりで【アルハズム砦】
《Al Hazm Fort》オマーン北部の町アルハズムにある城砦(じょうさい)。18世紀初頭に建造。厚さ3メートルに及ぶ堅固な城壁に囲まれる。近郊のルスタック砦とともに同国を代表する城砦として知...
アンジェ‐じょう【アンジェ城】
《Château d'Angers》フランス西部、メーヌ‐エ‐ロアール県の都市、アンジェにある城。13世紀、アンジュー伯の城をルイ9世が大きく改築し、直径18メートルの円塔を17棟もつ堅固な城壁...
アーカート‐じょう【アーカート城】
《Urquhart Castle》英国スコットランド北西部、ネス湖のほとりにある城。13世紀に建造。スコットランド随一の規模と堅固さを誇る城だったが、イングランドとのたび重なる戦いで破壊され、1...
石橋(いしばし)を叩(たた)いて渡(わた)る
堅固に見える石橋でも、なお、安全を確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。
いし‐ひじり【石聖】
俗事に心を動かされない、徳行堅固な僧。「東大寺の—経住が、我は観音の化身なりと名のれども」〈沙石集・一〉