バナジウム【vanadium】
バナジウム族元素の一。単体は銀灰色の金属。空気中では安定。鋼に少量加えると強度が増すので、添加剤として重要。また空気中で熱して得られる五酸化バナジウムV2O5は触媒として用いられる。天然には堆積...
ひょうが‐たいせきぶつ【氷河堆積物】
氷河が地表を浸食して運搬した礫(れき)(小石)、砂、泥などが堆積したもの。
ひょうこう‐ねんど【氷縞粘土】
氷河湖の水底に形成され、縞(しま)模様を示す堆積物(たいせきぶつ)。やや粗いシルトとより細粒の粘土とが交互に層をなし、その層の数や状態から氷期の年代などが推測できる。
ピー‐エム‐アイ‐ピー【PMIP】
《Paleoclimate Modelling Intercomparison Project》世界各国の湖沼の堆積物や樹木の年輪、および極地の氷床コアなどから得られた古気候についてのデータを比...
ピート‐モス【peat moss】
ミズゴケなどが堆積してできた泥炭。酸性で、保水性が高く、園芸用土にする。
ふうせい‐がん【風成岩】
風によって運ばれた砂が堆積(たいせき)し、固まってできた岩石。
ふうせい‐そう【風成層】
主に風の作用で運搬され、堆積してできた地層。砂漠の砂丘、関東ローム層など。
ふうせき‐ど【風積土】
砂丘土・黄土・砂漠土など、風によって運ばれて堆積(たいせき)した土壌。風成土。
ふか‐たい【付加体】
海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む際、その境界となる海溝の陸側に形成される地質構造。海底の表層部からはぎ取られた堆積物が、海洋プレートの沈み込みに伴い順次陸側に付加する。海溝に直交する断面...
ふくおか‐へいや【福岡平野】
福岡県北西部、博多湾に臨む平野。面積約250平方キロメートル。河川の堆積によって形成された沖積低地が中心。広義には西側の糸島平野や東側の宗像(むなかた)平野を含む。古代から大陸や朝鮮半島に近いた...