せり‐かわ【芹川】
京都市右京区嵯峨(さが)を流れる小川。小倉山の北側山地に源を発し、天竜寺の東を南流して大堰(おおい)川に注ぐ。現在は瀬戸川と呼ぶ。[歌枕] 京都市伏見区下鳥羽を流れていた小川。また、その川に...
ため‐なみだ【溜め涙】
泣くまいとこらえて目にたまった涙。「言い終るや、堰(せき)止めかねし—、はらはらと流しぬ」〈樗牛・滝口入道〉
ダム【dam】
発電・利水・治水・砂防などの目的で、河川をせき止め、上流部に水を蓄える構造物。アーチダム・重力ダム・バットレスダム・ロックフィルダム・アースダムなどがある。堰堤(えんてい)。
ダム‐ひろば【ダム広場】
《de Dam》オランダの首都アムステルダムの中心部にある広場。アムステル川を堰(せ)き止めたダムがあった場所。同市の発祥の地であり、市名の由来でもある。第二次大戦の戦没者記念塔があるほか、西側...
ちか‐ダム【地下ダム】
地中に水を通さない止水壁をつくり、地下水を堰き止めて水を貯める施設。日本では、水を通しやすい琉球石灰岩の地層をもつ沖縄県の島々で利用される。
つがるふじみ‐こ【津軽富士見湖】
青森県西部、岩木山麓北東にある人造湖。正称は廻堰(まわりぜき)大溜池で、江戸時代前期に農業用の溜池として造られたもの。岩木山(津軽富士)の見晴らしがよいため、この名がついた。
てい【堤】
[常用漢字] [音]テイ(漢) [訓]つつみ 〈テイ〉土手。つつみ。「堤防/堰堤(えんてい)・石堤・築堤・長堤・突堤・防波堤」 〈つつみ(づつみ)〉「川堤」
てっぽう‐ぜき【鉄砲堰】
鉄砲流しのために設ける堰。
てっぽう‐ながし【鉄砲流し】
堰(せき)を築いて川水を貯(た)め、そこに山出しの木材を集めておき、一気に堰を開いて木材を流し出して運搬する方法。堰出し。
てんねん‐ダム【天然ダム】
土砂崩れ・地震などの自然災害や、動植物などの営みによって河川が堰(せ)き止められた状態。→河道閉塞 →堰き止め湖