かし【河岸】
《戕牁(かし)を立てる所の意からか》 1 川の岸。特に、船から荷を上げ下ろしする所。 2 川岸に立つ市場。特に、魚市場。 3 飲食・遊びなどをする場所。 4 「河岸見世」の略。
かしき【炊き/爨き】
《「かしぎ」とも》 1 飯をたくこと。また、その人・場所。「気の早い家は三時前から—の煙をあげた」〈三島・潮騒〉 2 生活の手段。「喰ってく位(ぐれえ)の—はどんなことをしたってつけてくれる」〈...
かし‐き・る【貸(し)切る】
[動ラ五(四)] 1 乗り物や施設・場所などを、ある一定の期間、その人・団体の専用として貸すこと。「バスを一日—・る」⇔借り切る。 2 全部貸してしまう。「蔵書を—・る」「手持ちの金を—・る」⇔...
かし‐こ【彼処】
[代]遠称の指示代名詞。 1 話し手・聞き手の両方から離れた場所をさす。あそこ。「どこも—も満員だ」「笑声嬉々として此処に起これば、歓呼怒罵乱れて—に湧く」〈独歩・忘れえぬ人々〉 2 話の中にあ...
畏(かしこ)き辺(あた)り
恐れ多い場所。宮中・皇室などを婉曲にいう。
か‐しょ【箇所/個所】
[名]問題になっているその場所。「故障の—」 [接尾]助数詞。数を表す漢語に付いて、特定の部分や場所の数を表す。「入り口を三—設ける」 [補説]は「カ所」「ヶ所」などとも書く。
河岸(かし)を変(か)・える
飲食・遊びや稼ぎなどの場所を変える。「—・えて飲み直す」
かじ‐ば【火事場】
火事のおこっている現場。また、火事で焼けたばかりの場所。「—泥棒」
か‐じょう【科場】
昔、科挙を行った場所。転じて、試験場。
かすい‐かい【歌吹海】
歌舞または遊興の盛んな場所。遊里。「北の墓地はモンマルトルの—に接す」〈荷風・ふらんす物語〉