こっ‐き【黒器】
1 黒塗りの、ふたのある椀。こき。 2 黒色の茶器。黒楽焼きや烏盞(うさん)など。こき。
こっぽり‐げた【こっぽり下駄】
《歩くときの音から》裏をくりぬいてある女児用の塗り下駄。ぽっくり。こっぽり。
こま‐ぬり【独楽塗(り)/高麗塗(り)】
漆芸の技法の一。また、その漆器。ろくろのひき目に沿って赤・黄・黒などの漆で同心円状に色分けして塗り、文様としたもの。椀・香合(こうごう)・盆などがある。
コロリアージュ【(フランス)coloriage】
《彩色の意》塗り絵。
こんじき‐どう【金色堂】
内部を金箔(きんぱく)などで飾った阿弥陀堂。極楽浄土を象徴する。 岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町の中尊寺にある藤原清衡(ふじわらのきよひら)・基衡(もとひら)・秀衡(ひでひら)3代の廟堂...
ごしゅでん‐もん【御守殿門】
御守殿の住居の門。黒金具を用いた朱塗りの門で、左右には唐破風(からはふ)造りの番所がある。
ごしょ‐にんぎょう【御所人形】
江戸時代、享保(1716〜1736)のころ京都で創始された幼児の人形。胡粉(ごふん)塗りで肌を白く磨き出し、大きな頭部とふくよかなからだつきに気品がある。主として裸体で着せ替えができる。皇室や公...
ごふん‐じ【胡粉地】
漆塗りの下地として胡粉を塗ったもの。
さい‐ひ【犀皮】
1 サイの皮。 2 「犀皮塗り」の略。
さいひ‐ぬり【犀皮塗(り)】
中国の彫漆技法の一。黄・朱・黒の漆を塗り重ね、研ぎ出して斑文(はんもん)を表したものといわれる。