ないぶ‐ひばく【内部被曝】
体内に取り込まれた放射性物質による被曝。汚染された飲食物を経口摂取したり、放射性の粉塵を肺に吸い込んだりするほか、傷口から血液中に取り込まれることなどが考えられる。放射線の到達距離が短いα線とβ...
なが‐とこ【長床】
《「ながどこ」とも》寺院などで、板敷きの上に一段高くして、長く畳を敷いた所。「我独り両所の御前にて—に寝(ね)ぬ」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉
なん‐だち【汝達】
[代]《古くは「なむたち」》二人称の人代名詞。なんじたち。おまえたち。「—が戦ひて敵を殺すは、大の功なり」〈塵袋〉
にく【褥】
1 毛の敷物。しとね。「—と思ひし苔にも」〈梁塵秘抄・二〉 2 《皮が敷物に適するところから》カモシカの別名。〈文明本節用集〉
如来(にょらい)掛(か)けて
如来様に誓って。仏に誓って。神掛けて。「微塵(みぢん)も愛着残らぬと、—の母が言ひ分」〈浄・油地獄〉
ね‐ぬなわ【根蓴菜】
ジュンサイの古名。「根ぜり—」〈梁塵秘抄・二〉
のた・ぶ【宣ぶ】
[動バ四]《動詞「の(宣)る」に「た(賜)ぶ」の付いた「のりたぶ」の音変化》「言う」の尊敬語。おっしゃる。「雨は降る去ねとは—・ぶ笠は無し」〈梁塵秘抄・二〉
はい【肺】
[音]ハイ(漢) [学習漢字]6年 1 五臓の一。呼吸をつかさどる器官。「肺炎・肺臓/心肺・塵肺(じんぱい)」 2 心。「肺肝・肺腑(はいふ)」
はい‐じん【拝塵】
《石崇は主君が外出するたびに車から降りて主君の車が走り去った後の塵(ちり)を拝んだという「晋書」石崇伝の故事から》権力者におもねり、へつらうこと。→塵を望んで拝す
はいじん‐しょう【肺塵症】
塵肺(じんぱい)の別名。