ぼく‐じょう【墨場】
文人や書家・画家などの集まる場所。また、その仲間。
ぼく‐じょう【墨帖】
「法帖(ほうじょう)」に同じ。
ぼくじょうひっけい【墨場必携】
書家の便に供するために、古人の成句・詩歌などを集めて字数ごとに配列した書。市河米庵著。天保7年(1836)佐藤一斎の序がある。明治13年(1880)刊。
ぼく‐すい【墨水】
《隅田川の「すみ」に「墨」の字を当てたものから》隅田川の異称。
ぼく‐せき【墨跡/墨蹟】
墨で書いたあと。筆跡。また特に、禅僧の筆跡。
ぼく‐だい【墨台】
⇒墨床(ぼくしょう)
ぼく‐ち【墨池】
1 硯(すずり)の、水や墨汁をためておくくぼんだ部分。硯の海。硯海(けんかい)。硯池(けんち)。 2 墨汁を入れておくつぼ。すみつぼ。
ぼく‐てい【墨堤】
隅田川の土手。
ぼくてい‐どおり【墨堤通り】
東京都墨田区吾妻橋から足立区千住桜木までの道路の呼び名。隅田川に沿って走る。
ぼく‐とう【濹東/墨東】
東京都墨田区の一帯。隅田川中流の東岸地域。