おき‐ずみ【置き墨】
額の髪の生え際やまゆを墨で化粧すること。また、その墨。「眉そりて—こく」〈浮・一代女・一〉
オランダ‐ずみ【オランダ墨】
インクのこと。
かぎ‐ずみ【鉤墨】
木材に墨縄で引く長い線に対して、墨差しを用いてそれに直角に引く線。
か‐ぼく【華墨】
他人の手紙を敬っていう語。
から‐すみ【唐墨】
中国製の墨。とうぼく。
かん‐ぼく【翰墨】
1 筆と墨。 2 詩文を作ること。書画をかくこと。また、その出来上がったもの。 3 広く文学に関すること。文書。
きり‐ずみ【切(り)墨】
材木の、切る箇所を示すために引く墨の線。
きわ‐ずみ【際墨】
額の形を美しくみせるために、髪の生え際を墨で縁どること。置き墨。「額はただ丸く、—こく」〈浮・一代男・三〉
くつ‐ずみ【靴墨】
靴の革の保護やつや出しのために塗るクリーム。各種の色がある。靴クリーム。
ぐ‐ずみ【具墨】
胡粉(ごふん)に墨を加えた絵の具。青黒い色を呈する。