リピエーノ【(イタリア)ripieno】
《満たす、補充するなどの意》協奏曲や合奏協奏曲のオーケストラ声部または奏者の意。
りゅう‐おん【流音】
舌先を上顎(うわあご)に近づけ、その中間または両側から気息を通して発する有声の子音。[l][r]など。
りゅうがんしゅかん【竜龕手鑑】
中国の字書。4巻。遼(契丹)の行均編。997年成立。仏典を中心に、「説文解字」「玉篇」などからも収集した漢字を部首によって分類し、部首の字を平・上・去・入の四声の順に配列したもの。もとの名は、「...
りゅう‐ぎん【竜吟】
竜笛(りゅうてき)の異称。西域の羌(きょう)人が、竜の鳴き声に似せて作ったという。りょうぎん。
りゅうげ‐さんえ【竜華三会】
《連声(れんじょう)で「りゅうげさんね」とも》釈迦の入滅後56億7000万年ののち、弥勒菩薩がこの世に出て、竜華樹の下で悟りを開き、人々を救済するために説法するという3回にわたる法座。竜華会。弥...
りゅう‐ほう【流芳】
名を後世に残すこと。また、後世に伝わる名声。
竜門(りゅうもん)原上(げんじょう)の土(つち)に骨(ほね)を埋(うず)むとも名(な)を埋(う)めず
《白居易「題故元少尹集」から。元宗簡の遺文の序として述べた句で、肉体は竜門に葬られたが、書き残した遺文30巻は立派なものなので、その名声は後世に残るという意》死後に立派な名を残すこと。
りゅう‐りゅう【隆隆】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 力強く盛り上がっているさま。「—とした筋肉」 2 勢いの盛んなさま。「—たる名声」
りゅう‐りょう【嚠喨/瀏亮】
[ト・タル][文][形動タリ]楽器・音声がさえてよく響くさま。「—たる楽の音何所(いずこ)より来るぞ」〈独歩・愛弟通信〉
りょ【呂】
1 日本音楽で、声または楽器の低い音域のこと。甲(かん)に対していう。乙(おつ)。 2 十二律のうち、陰(偶数律)に属する六音。⇔律。 3 催馬楽(さいばら)で、双調(そうじょう)の音を主音とす...