いぬ‐くぐ【犬磚子苗】
カヤツリグサ科の多年草。日当たりのよい草地に生え、高さ30〜50センチ。夏から秋、苞(ほう)の上に穂を数個つける。穂は緑色から褐色に変わる。
いぬ‐ざくら【犬桜】
バラ科の落葉高木。山野に自生。樹皮は暗灰色でつやがあり、春、白い小花を密につけるが、見劣りするのでこの名がある。実は黄赤色から黒紫色に変わる。《季 春》
犬(いぬ)も朋輩(ほうばい)鷹(たか)も朋輩(ほうばい)
鷹狩りで、犬と鷹は違った待遇を受けるが、同じ主人に仕える同僚である。役目や地位が違っていても、同じ主人に仕えれば同僚であることに変わりはないことのたとえ。
いぬる【往ぬる/去ぬる】
[連体]《動詞「い(往)ぬ」(ナ変)の連体形から》過ぎ去った。去る。「—朔(ついたち)の日の夢に」〈源・明石〉
い‐のう【異能】
人よりすぐれた才能。一風変わった独特な能力。異才。「—を示す」「—の人物」
いば・う【嘶ふ】
[動ハ下二]《「いばゆ」の音変化》いななく。「駒北風に—・ふれは」〈虎明狂・牛馬〉
いばり【尿】
《「ゆばり」の音変化》小便。ばり。ゆまり。
い‐びつ【歪/飯櫃】
[名・形動]《「いいびつ(飯櫃)」の音変化》 1 《飯櫃が楕円形であったところから》 ㋐物の形がゆがんでいること。また、そのさま。「箱が—になる」 ㋑物事の状態が正常でないこと。また、そのさま。...
い‐ふく【畏服/畏伏】
[名](スル)おそれ従うこと。「官軍の為に—して変心做(な)せしと」〈染崎延房・近世紀聞〉
い‐へん【異変】
[名・形動] 1 普段は見られない異常な現象・出来事。変事。「政界に—が起こる」「暖冬—」 2 普通と異なり変わっていること。また、そのさま。「病状に—を来す」「どうも—な声がらだ。人間の音(お...