なんぶ‐うし【南部牛】
旧南部藩領で物資運搬のため飼われていた牛。春から秋まで放牧し、冬は畜舎で飼う夏山冬里方式で飼養された。 [補説]肉用牛の日本短角種は、明治期以降に日本在来種の南部牛と外国種のショートホーン種など...
なんみん‐さこく【難民鎖国】
日本の難民受け入れ数が諸外国に比べて非常に少ないことを批判的にいう語。 [補説]平成27年(2015)は7586人の在留者が難民認定申請を行い27人が認定された。このほか、人道的な配慮が必要なも...
なんみんしんささんよいん‐せいど【難民審査参与員制度】
難民の認定を受けられなかった外国人による異議の申し立てに対して、法務大臣が決定を行う際に、法律や国際情勢に関する学識経験を有する難民審査参与員の意見を聴かなければならないとする制度。平成17年(...
に【尼】
[常用漢字] [音]ニ(呉) ジ(ヂ)(漢) [訓]あま 〈ニ〉 1 あま。「尼僧/禅尼・僧尼・老尼」 2 外国語の音訳字。「尼港/摩尼・牟尼(むに)」 [補説]1も梵語の音訳字で「比丘尼(び...
にくよう‐ぎゅう【肉用牛】
食肉を得るために飼養されている、乳用牛以外の牛。肉専用種(和牛や外国種のヘレフォード種・アバディーンアンガス種など)・乳用種・交雑種がある。
にげん‐だいひょうせい【二元代表制】
首長と議会議員の両方を、有権者が直接選挙で選ぶ仕組み。どちらも民意を反映しているが、互いに対立することがある。日本では都道府県・市区町村とも、地方自治はこの仕組みで運営されている。 [補説]国政...
にじゅう‐かぜい【二重課税】
同一の納税者や同一の取引・事実に対して、同じ種類の租税が重複して課税されること。例えば、ある企業が外国で得た所得に対して、その国と国内の両方で法人税が課税されることなど。納税者に過重な税負担を課...
にじゅうしのひとみ【二十四の瞳】
壺井栄の小説。昭和27年(1952)発表。第二次大戦前後の世相を背景に、瀬戸内海の島に赴任した若い女性教師と12人の生徒たちの交情を描く。
木下恵介監督・脚色による映画の題名。昭和29年(1...
に‐せい【二世】
1 同じ名をもって国王・皇帝・教皇などの地位を継いだ2代目。「エカテリーナ—」 2 芸能・芸術などで、その名跡を継いだ2代目であること。また広く、親の職業などを受け継いだ人。「—市川猿之助」「—...
にちべい‐しゅうこうつうしょうじょうやく【日米修好通商条約】
安政5年(1858)江戸幕府と米国との間で結ばれた通商条約。日米和親条約で既に開かれていた箱館のほか、神奈川・長崎・新潟・兵庫の開港(ただし開港となっていた下田は鎖港となる)、公使の交換、江戸・...