ひかくせいさんひ‐せつ【比較生産費説】
リカードによって提唱された外国貿易および国際分業に関する基礎理論。一国における各商品の生産費の比を他国のそれと比較し、優位の商品を輸出して劣位の商品を輸入すれば双方が利益を得て国際分業が行われる...
ひかんぜい‐しょうへき【非関税障壁】
関税以外の方法で国産品と外国品を差別し、貿易制限的効果をもつ選別的手段や制度。輸入数量制限・輸入課徴金・差別的貿易金融制度など。NTB(non-tariff barrier)。
ひき‐あげ【引(き)上げ/引(き)揚げ】
1 引き上げること。「沈没船の—」「税率の—」 2 (引き揚げ)外国から本国に帰ること。特に、第二次大戦後、外地で生活していた人が内地に帰ったことをさす。博多・浦賀・舞鶴などが引き揚げ港として指...
ひきあげ‐しゃ【引(き)揚げ者】
外国から引き揚げて本国に帰って来た人。特に、第二次大戦後、外地での生活を引き払って内地に帰って来た人。
ひきあげ‐せん【引(き)揚げ船】
外国から引き揚げて本国に帰る人を乗せる船。特に、第二次大戦後、外地での生活を引き払って日本に帰国する人を乗せた船。
ひ‐きょじゅうしゃ【非居住者】
税法で、外国に居住する個人や、外国に所在する法人・日本法人の支店などをいう。
ひご‐けん【庇護権】
国家が、外国の犯罪人や政治的避難者で保護を求めてきた者を、自国領域内で庇護する国際法上の権利。自国の在外公館などでの庇護は原則として認められない。
ひしょうじけん‐てつづきほう【非訟事件手続(き)法】
1 非訟事件の手続きの基本的事項について定めた法律。明治31年(1898)施行。平成23年(2011)、新非訟事件訴訟法の施行に伴い、外国法人登記と夫婦財産契約登記以外の条文が削除され、「外国法...
ひっ‐てき【匹敵】
[名](スル)比べてみて能力や価値などが同程度であること。肩を並べること。「演歌に—する外国の音楽」「給料の一年分に—する金額」
ひと‐くに【人国/他国】
1 都以外の地方。他国。「—は住み悪しとそいふ速(すむや)けくはや帰りませ恋ひ死なぬとに」〈万・三七四八〉 2 外国。異邦。「黄金は—より献ることは有れども」〈続紀宣命・詔一二〉