ハムラビほうてん【ハムラビ法典】
ハムラビが制定、発布した法典。シュメール以来の諸法を集大成したもの。1901年、楔形(くさびがた)文字のアッカド語で刻まれた石碑が、イランのスーサで発見された。
はんにゃ‐ぎょう【般若経】
般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)を説く経典の総称。個々に成立したものを集大成したのが大般若経。
ひゃっかぜんしょ【百科全書】
《原題、(フランス)Encyclopédie, ou Dictionnaire raisonné des sciences, des arts et des métiers》フランスの百科事典。...
ビスク‐ドール【bisque doll】
磁器でできた西洋人形。ドイツで始まり、フランスで集大成されたアンティークドールの一種。
ぶっそとうき【仏祖統紀】
中国の仏教書。54巻。南宋の志磐著。1269年成立。釈迦(しゃか)に始まり、インド・中国の諸高僧の伝記や諸宗の系譜を、天台宗の立場から集大成したもの。統紀。
ベルサイユ‐きゅうでん【ベルサイユ宮殿】
《Palais de Versailles》ベルサイユにある宮殿。ルイ14世がルイ13世の別荘を拡張し宮殿として建設。その後も増改築を重ねた。豪華な建築物と広大な庭園は、17、8世紀フランスのバ...
ほう‐か【法家】
1 法律学者。法律家。 2 中国、戦国時代の諸子百家の一。法による厳格な政治を行い、君主の権力を強化し、富国強兵をはかろうとする政治思想。また、その説を説く学者。申不害・商鞅(しょうおう)から韓...
ほうぞう【法蔵】
[643〜712]中国、唐代の僧。華厳宗の第三祖。長安の人。師の智儼(ちごん)の没後に出家し、「華厳経」などの経典の翻訳に参加。華厳教学の大成者で、事実上の開祖。著「華厳経探玄記」。賢首大師。
ほうねんしょうにん‐えでん【法然上人絵伝】
法然上人の生涯の行状を描いた伝記絵。絵巻や掛幅などに系統を異にする多様の作品がある。特に、鎌倉末期ごろに作られた絵巻「法然上人行状絵図」48巻(知恩院蔵)はそれ以前のものを集大成したもので、法然...
ほんぞう‐がく【本草学】
中国古来の植物を中心とする薬物学。500年ころ陶弘景のまとめた「神農本草」が初期文献で、明の李時珍が「本草綱目」に集大成。日本には平安時代に伝わり、江戸時代に全盛となり、中国の薬物を日本産のもの...