こうふ‐こくさい【交付国債】
金銭の給付に代えて交付を行うために発行される国債。第二次大戦の戦没者の遺族や引き揚げ者に対する弔慰金・給付金として、現金の支給に代えて交付されている。償還金は数年間に分割して支払われる。→繰延債
こうぶん‐てい【好文亭】
茨城県水戸市の偕楽園(かいらくえん)にあるあずまや。天保年間(1830〜1844)藩主徳川斉昭(とくがわなりあき)が創建。現在の建物は第二次大戦後に復元。
こくさい‐ぐんじさいばん【国際軍事裁判】
主要な戦争犯罪人を裁くための国際的な軍事裁判。特に、第二次大戦後に行われた極東国際軍事裁判とニュルンベルク裁判をいう。
こくさい‐けっさいぎんこう【国際決済銀行】
1930年、スイスのバーゼルに設立された、主要国の共同出資による国際銀行。設立当初は第一次大戦後のドイツの賠償支払いを円滑に処理することを主な目的とした。現在は出資国の中央銀行間の協力を促進し、...
こくさいでんしんでんわ‐かぶしきがいしゃ【国際電信電話株式会社】
第二次大戦後、国際通信の民営化に伴って昭和28年(1953)に設立された特殊会社。国際電報・国際電話や国際電信電話回線の専用賃貸などの業務を行った。平成10年(1998)にケイディディ株式会社と...
こくさい‐れんごう【国際連合】
第二次大戦後、国際平和と安全の維持、国際協力の達成のために設立された国際機構。国際連盟の欠点を補正し強化・発展させた組織で、国連憲章に基づき、1945年10月24日発足。本部はニューヨーク。総会...
こくさい‐れんめい【国際連盟】
第一次大戦後、国際間の協力によって国際平和を維持するため、米国大統領ウィルソンの提唱によって1920年に設立された国際機関。本部をスイスのジュネーブに置いた。米国は当初から不参加、日本・ドイツ・...
こくさく‐がいしゃ【国策会社】
主に満州事変後、第二次大戦終了までに、国策を推進するため、政府の援助・指導によって設立された半官半民の会社。
こくどちり‐いん【国土地理院】
国土交通省の付属機関。日本国内の測量、基本地図の作成などを行う。明治10年(1877)内務省地理局として設立、のち陸軍参謀本部陸地測量部、第二次大戦後は地理調査所となり、昭和35年(1960)現...
こくみん‐びょう【国民病】
国民の多くがかかり、人口が減ったり生産力が下がったりするなどの大きな影響を及ぼす病気。 [補説]日本では20世紀初頭から第二次大戦ごろまで結核のことをいった。