たいみん‐たちばな【大明橘】
サクラソウ科の常緑小高木。葉は互生し柄があり、革質で細長い。雌雄異株。4月ごろ、紫がかった白い小花が密生して咲く。本州中部以南の海に近い山林中に分布。ひちのき。そげき。
たいみん‐ちく【大明竹】
イネ科の植物。高さ3〜5メートル。稈(かん)の表面に多数の細い縦線がある。葉は線形で細長く、ねじれることが多い。九州南方諸島および沖縄の原産で、観賞用。
だいみょう‐じま【大名縞/大明縞】
細かい縦縞。また、その織物。ふつう、縞糸1本に対して地糸3〜4本。大名筋。
だい‐みょうじん【大明神】
1 神号の一。神名の下につけ、明神をさらに尊んでいう称。「稲荷(いなり)—」 2 人名・事物名などの下につけ、それを神に見立て、強い願望や祈念を表す。親しみをこめたからかいの意で用いられることも...
だいみょう‐ちく【大名竹/大明竹】
1 カンザンチクの別名。 2 ナリヒラダケの別名。
だいみょう‐にち【大明日】
暦注の一。万事に大吉であるとする日。大明。
だいみんいっとうし【大明一統志】
中国、明代の地理書。全90巻。英宗の勅命によって李賢らが撰。1461年成立。明の版図を京師・南京・中都・興都の4門に分けてその地理などを詳細に記したもの。明一統志。
だいみんかいてん【大明会典】
中国、明代の総合行政法典。全180巻。孝宗の勅命によって徐溥(じょふ)らの撰。楊廷和らの修訂により1509年刊行。これを正徳会典といい、張居正らが増修し、1587年に成った全228巻のものは万暦...
だいみん‐ずきん【大明頭巾】
紫縮緬(むらさきちりめん)の袖頭巾。宝暦(1751〜1764)のころ、大坂の女形俳優中村富十郎が、江戸で防寒のために作ったといわれる。初期には男性も用いたが、のちには女性専用となった。御高祖(お...