だいひ‐かんのん【大悲観音】
観世音菩薩の総称。 六観音の一、千手観音の異称。
だいひ‐さ【大悲者】
⇒だいひしゃ(大悲者)
だいひ‐しゃ【大悲者】
仏語。大慈悲者の意で、諸仏や諸菩薩(ぼさつ)、特に観世音菩薩をいう。だいひさ。
だいひ‐じゅ【大悲呪】
千手観音の功徳を説く82句の陀羅尼(だらに)。「千手観音大悲陀羅尼経」に記される。
だいひ‐たもんてん【大悲多聞天】
大慈悲を示す多聞天。毘沙門天(びしゃもんてん)。
だい‐ひつ【大弼】
1 律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官。少弼(しょうひつ)の上に置かれた。 2 孝謙天皇の時の紫微中台(しびちゅうだい)、およびそれを天平宝字2年(758)に改称した坤宮官(こんぐうかん)...
だいひのせんろっぽん【大悲千禄本】
黄表紙。1冊。芝全交作、北尾政演(山東京伝)画。天明5年(1785)刊。不景気のため、千手観音が千本の手を損料貸しするという物語。
だいひ‐の‐ゆみ【大悲の弓】
仏・菩薩が慈悲の心で衆生の煩悩の悪魔を降伏(ごうぶく)させるのを、弓にたとえていう語。「—には智恵の矢をはめて」〈謡・田村〉
だいひ‐ぼさつ【大悲菩薩】
衆生の苦しみを救う菩薩。また特に、観世音菩薩の異称。 鎌倉時代の律宗の高僧、覚盛(かくじょう)の諡号(しごう)。
だいヒマラヤ‐こくりつこうえん【大ヒマラヤ国立公園】
《Great Himalayan National Park》インド北部、ヒマチャルプラデシュ州にある国立公園。ヒマラヤ山脈西部の高峰のほか、標高1500メートルから6000メートルの山岳地帯の...