のき‐てん【軒天】
軒の裏に張る板。軒天井(のきてんじょう)。
の‐げた【野桁】
天井その他の部材によって隠されていて、下からは見えない桁。
の‐てんじょう【野天井】
二重にした天井のうち、上層にあって下からは見えない天井。
のね‐いた【野根板】
高知県東部の野根山産の木材を薄くはいだ長い板。茶室などの天井板とする。
の‐ぶち【野縁】
天井裏などの隠れている部分に用いる細長い材。
の‐もの【野物】
天井裏・床下などの見えない部分に用いられる、かんな仕上げをしていない部材。
はえとり‐がみ【蠅取り紙】
ハエを捕らえるために粘着性の物質を塗った紙。多く、天井から下げて用いる。《季 夏》
はえよけ‐だま【蠅除け玉】
ハエを寄せつけないために天井からつるす金銀色のガラス玉。理髪店や蕎麦(そば)屋などで用いた。
は‐がさね【羽重ね】
1 鳥が一つの羽の上に他の羽を重ねること。 2 壁板・天井板などを張るときに、一端を他の板の端に重ね合わせて並べること。
はち‐けん【八間】
平たい大形の釣り行灯(あんどん)。湯屋・寄席・居酒屋など人の集まる所で、天井などにつるして用いた。八方(はっぽう)。八間行灯。