しょうい‐かんしょく【宵衣旰食】
《「唐書」劉蕡伝から》夜がまだ明けきらぬうちに起きて衣服を着け、夜遅く食事をとること。天子が政治に精励することをいう。宵旰。
しょう‐か【升遐/昇遐】
[名](スル)《はるかな天に昇る意から》天子や貴人が死ぬこと。登遐。昇霞。「昔高帝—したまう時」〈露伴・運命〉
しょう‐しょ【尚書】
《古くは「じょうじょ」とも》 1 弁官の唐名。 2 中国の官名。秦(しん)代に設置され、初めは天子の文書の授受をつかさどる小官だったが、しだいに地位が上がり、唐代〜明代には六部の長官となった。 ...
しょう‐ほう【尚方】
中国漢代の宮廷機関の一。天子の使用する器物を製作する工官。
しょ‐こう【諸侯】
1 近世、諸大名をいう。→大名 2 古代中国で、天子から封土を受け、その封土内の人民を支配していた人。 3 封建時代のヨーロッパで、一定の支配地と臣下をもった領主階級。
しん【宸】
[音]シン(漢) 天子の住まい。また、天子に関する物事に冠する語。「宸襟・宸念・宸筆・宸慮/紫宸」 [名のり]そら・とら・のき
しん‐かん【宸翰】
天子の自筆の文書。宸筆。親翰。
しん‐かん【親翰】
天子の自筆の文書。宸翰(しんかん)。
しん‐きん【宸襟】
天子の心。「—を安んじる」
しん‐ぎ【宸儀】
天子のからだ。また、天子自身。「—南殿に出御し」〈平家・五〉